おとちんと深爪式
最近読んだ本の感想をつらつらと。
おとちん(正式名称はサイトでご確認ください)
http://www.fusosha.co.jp/special/kodama/
深爪式
https://twitter.com/fukazume_taro
まずですね、深爪さんから。
いろいろ思っちゃう自分がいるんです。
例えば
デ○ズニーランドで耳とかつけられない自分。
クリスマスイヴに夜景の綺麗なレストランなんて予約されようもんなら吐き気でトイレから出られなくなる自分。
車の助手席の背もたれに手を当てる人を見たときに背筋が凍る自分。
でもね、そういうの人に言えないんですよね。特にそれやってる人には。
だってなんか悪いじゃないですか。
でもそういうの見るとなぜかいてもたってもいられなくなる。
(言い訳しますと年齢を重ね少しずつそういうのもできるようになってきたし、そういうことをする人にも愛おしさを感じるようになってきました)
多分、いいとされていることにそのまま素直に喜ぶ。ということに抵抗があるんだろうな。
はい、ただのあまのじゃく。
深爪さんは私のような低レベルとは格段に違いますがそんな「は?」みたいなことを気持ちよーくさらっと斬ってくれています。(←この言い方が的確とは思えないが。。。ボキャブラリーが少なくて)
笑っちゃいました。いろいろ。そういうのが好きな方は是非。
それと、もー「おとちん」です。
最近はこのことで頭が占領されていると言っても過言ではない。
これ、タイトルにまぁ惹かれて読む人も多いと思うんですけど。
深爪さんのツイッターで知ってすごく気になって本屋さんに行ったらあったんです。で、即購入。
私は読んだ後、しばらく立ち直れなかったです。なんでしょう、沼にどっぷりとはまってしまった感じ。
これ、「普通」ということについて書かれた本だと思っています。
「普通に成長して普通に恋愛して普通に結婚して普通に子供を産んで普通に兄弟がいて」という普通の幸せ。
ある日突然、自分の意思とは別のところでその普通から外れることがある。
思い描いていた普通の幸せから容赦なく突き落とされることがあります。
そういうことに気づかない、そういう体験をしたことがない、もしくは外れたけれど頑張れば普通になれると思っている人には「なんで?」の連続らしいです。
アマゾンのレビューもひどいのだとか。
でもとても売れているらしいです。
私には痛くて痛くてすぐ読み返せるようなものではなかったけれどまたいつか読んでみたいです。年齢がいったらもう少し冷静に読めるかしら。 「最近忙しくて本が読めないわ」なんて思っていた私の本読めない呪縛を見事打ち破ってくれた2冊。
あーそれとドラマのカルテットも痛かったなー。
それについてはまた今度。